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旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

mahaera.exblog.jp

2019年 04月 06日 ( 1 )

マハエラ的名作映画館『恐怖の報酬』『雨の訪問者』やっぱりフランス映画が好き!



まずは1953年のアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の傑作『恐怖の報酬』
ベネズエラの油田で起きた火災を鎮火するために、4人の男たちがニトログリセリンをトラックで運ぶ。
映画の最初の1時間は、ベネズエラの村で行き場を失った男たちの描写が、痴話喧嘩のようにつづられ、後半の1時間はトラックによる運搬のサスペンスの2幕構成。
昨年完全版が公開されたフリードキン版も面白いが、このオリジナル版は名作の風格漂う
観るのは小学生の時から数えると7、8回目だが、今回気が付いたのは、ドラマにホモセクシャル的なものがちょっと感じられること。主演のイヴ・モンタンが格好いいのだが、彼を軸に男の嫉妬とかも描かれている。兄貴を惚れるチンピラ、それまでの友人の嫉妬とかね。
女性も出るが、男、男の嫉妬と愛憎とサスペンスだ。



もう1本。ルネ・クレマン監督の『雨の訪問者
これ、中1かな。地元北千住の名画座で、何かの併映で見た思い出が。

当時、ブロンソンは「う〜ん、マンダム!」で人気絶頂

セリフのある主な登場人物は5人くらいしかいないのだが、この時代のフランス映画らしく、じっくりと登場人物のやりとりを見せてくれる。

傑作ではないが、何度もリピートして見ている良作。

ブロンソンは、この映画にブロンソンが出ているのを忘れたくらい(25分過ぎたぐらい)に登場

画面に映った瞬間に、“ただものではない”と感じさせるオーラを放っている。いや、人によっては笑っちゃうと思うが、ラジニーカントや渥美清が登場するシーンに匹敵する。
で、この映画でお気に入りはフランシス・レイの音楽で、当時流行っていたVOXのオルガンのチープな音や、ペラペラのエレキギターもいい感じ。有名なのはシングルにもなったワルツだが、冒頭のオルガン曲とか好き。これも7、8回は見ているな。


by mahaera | 2019-04-06 09:42 | 映画のはなし | Comments(0)