2017年/アメリカ
監督:ジェームズ・ボンソルト
出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン
配給:ギャガ
公開:11月10日より全国で公開中
インターネット社会の数年先の近未来を描いた作品だ。
かつて『トゥルーマンショー』という名作があったが、
あれは生まれた時からその一部始終をテレビ放映されている男(ジム・キャリー)が、そのことに気づいて出て行くという話だが、
今やネットの普及で逆に自主的に
自分の私生活を公開する人も珍しくない。
また、ネットがなければ、あらゆることが不便になりつつある世の中なので、色々な所にログインしなければ物事が進まない。
それは自分のプライベートな情報をいちいち公開することになり、常に悪用される危険がつきまとう。
本作の主人公のエマ・ワトソンは、
世界最大のSNS企業「サークル」に入社する。
この会社はLINEやFBなどすべてのソーシャルネットワークを
統合したような存在だ。
自分の情報を公開することで、人とのつながりを
アピールする会社の理念に最初は戸惑う彼女だが、
やがてある事件をきっかけに自分を会社の広告塔として
24時間映像中継することに同意。
たちまち人気者になるが、それは昔からの仮女の身近な人々を
傷つけるものでもあり、悲劇を生む。
人にはプライベートな空間と社会的な空間があり、
それを使い分けてバランスを保っている。
しかし本作のように、プライベートを無くしてしまえば
理想の平和な社会が訪れるというのは、全体主義の考えに近い。
確かに秘密が消えれば、犯罪を未然に防いだり、
誤解は消えるかもしれない。
人の孤独は多少解消されるかもしれない。
しかし人間の悪意は消えることはない。
作品的にはただし「底が浅い」かなと。
こうなったらこうなると観客でも予想がつくのに、
組織単位でそんなことに気づかないのも不自然。
その他大勢の反応が画一的とか、各キャラにも深みがなく、
テレビドラマぽいイージーな役設定を感じる。
ま、そういうところが、今っぽいのかもしれないのだけれど。
ということで、個人的には残念な出来かな。
トム・ハンクスがサークルの社長役で、脇役やるのも珍しい。
★★☆
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